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さる12月27日に
おしゃれの冒険・いるこれ2015を無事開催することが出来ました!
皆さん本当に来てくださって、参加してくださって、一緒に企画してくださってありがとうございました!!
今回は遅くなりましたが、書けるうちにいるこれの記事を書いておきたいと思います。(今年こそはなるべく早くな!)
またせっかくなのでいるこれを企画した側の冒険者として、今回のイベントどう作ったかを冒険風に見立てて描いていきたいと思います。特にいままでイベントをやってみたいと思っていてやれていなかった方、いるこれをみて同様のイベントやってみたいけれど、一体どういう風に企画したか知りたいという方向けに一助になればという狙いもあります。
では、いるこれ2015の〆の記事、イベントを作った冒険者達の話をだみ風呂でご報告いたします。
ワードナーを倒すのか?それともワードナーと手を組みトレボー王を倒すのか?お姫様はサブクエかメインクエか!?
RPGではありませんがユーザーイベントにおいて「なにをしたいか」というメインクエスト選びは一番大事(だと思う)。
冒険で言うと最終的な目標を定めることです。
ちなみに例年言っていますが「いるこれ」は
「どうでもいいことを、冒険者自身で楽しむ」
ということを最大のテーマにwizonの世界をサンドボックスにして何か作ってあ・そ・ぼ!ということです
ファッションがwizonのハクスラゲーム的な遊びの部分から一番遠そうだということで「どうでもいいたのしみ」としてファッションを推すイベントとして現在に至る。また文化的な催しというおよそこのゲームに似つかわしくない内容でどれだけ遊べるかという挑戦でもありました。
今年は
すりへった鯖のチャンネルバーは振りきれ「ほとんど忘れかけていた」といわれる入場制限が開催チャンネルにかかり、さらには高負荷のためイベントのために当日しつらえられた会場空間ごと落ちるという
爆破解体される高層ビルの床みたいな落ち方でしたね。
しかし考えてください!!これが4年前どれくらい(企画側の)恐怖感をあおる試みだったか!!
だってだれも冒険者のストリートファッションを見たくてゲームしているわけじゃない。
冒険者の中身は生まれてこのかたファッション雑誌を買った回数よりwizardry#1をクリアした回数の方が多いようなナチュラル・ボーン・ガチ☆ゲーマーたちなのです。
彼らは「〇〇さんのアバター可愛いね」という話題なんかより「コグールを3000匹狩ったらPRI転職証が出たらしい。本当に出たのか?まだおれは2500匹だ。」という血も凍るような会話を平気でこなすトレハンの鬼たちなのです、しかも朝の5時に!!
もう初期のころのファッションイベントをやろうと思い立った冒険者達はメイフラワー号にのって植民地を作ったアメリカ人と…比べるのもおこがましいですが大体そんな意気込みでした。
とにかく今回はより参加しやすく、同じユーザーと作って楽しめるファッションイベントをめざし審査を縮小し(特別賞のみ)、賞金やグランプリ優勝を廃止し、採点の無い中ウォーキング中心で舞台を沸かせてもらいました。
代わりのビジュアルを補強する演出のスノクラ花道や、幕間のショーは個人的に上手くいった気がします。何より目ににぎやかで楽しめました。
ファッションイベントとしての皆さんの感想はどうでしたか?
*追記*
良く考えればいるこれに集まってくださったのは「全キャラアバターが出るまでスフィアをXX個開けた、まだ出ない」みたいな会話を新しいアバター実装日の夜に行うファッションの鬼たちでした・・・こちらも間違いなくヘビーゲーマー・・・!!
冒険といえばこれ。仲間集め。「いるこれ」をすると決めた日からさっそくわたしも一緒にイベントをやってくれる仲間探しに奔走しました。
そうしてギルガメッシュの酒場にもいってないのに今年も多数の冒険者のみんなが手を貸してくれました。冒険者だけではありません、GM様らwizon運営様たちも私の出した要望書にほぼ完ぺきに答えてくださいました。
Wizonにわたしの帰るTRがなければ頓挫していたでしょう、TRをずっと支えてくださったユニオンを中心とするみなさん、そしてツイッターから助けてくださった冒険者のみなさん本当にありがとう。
PTを組んで迷宮に挑むのと全く同じ手順で私は様々な現実世界のスキルを持つ仲間といるこれを攻略することが出来ました。色々学び、そして一番私が楽しみました!毎回超贅沢な体験だなーと思っています。
もちろん一人でできるイベントならそれが最高だと思います。でもたくさんでやれば最高が分散するので超楽しい。パーティプレイの基本ですね。
マジで慎まねばならん、慎まねばならん……
本当に私にはもったいないような助っ人さんたちがたくさん集まってくれた。ありがとう。
まず会議程人に苦痛を与えるものはありません、イイネ?
でもこれが超大事!!なぜなら「こうやりたい」と思ってるだけの企画はただの妄想。それを書いたり話したり、実際動かしてみて初めて頭の中から取り出せるのです。絵に描いた餅、二次元の彼女ではいつまでたっても実現しません。
これはクローゼットの中の服を取り出して実際鏡の前で合わせてみる衣装合わせのようなものです。見てみないとわからない!わたしにとって毎晩の企画会議の利点は二つ。
①自分のアイディアをはっきりと現実にすり合わせることができる。
②他人の意見を言ってもらうことでアイディアを修正できる。
ゲーム内外のツールを使って行われた今回の会議で私の出す案は片端からすりおろされ、磨かれ、加工されているこれ本編に採用されていきました。
人に意見を言ってもらうというのはほんとに超重要。第三者の視点がなければぶっ飛んだアイディアは修正されません。毎回ありがたかったです
冒険で言うならこれがトライ&エラー。ボスを倒すための必死のハック&スラッシュでレベルを上げて、武器や戦術をPTで模索している状態を全く同じです。
つまりはゲームで言うと「いるこれ」自体のレベラーゲと言っていいかもしれません。兵站・戦術パートですね。
これは基本的な戦術やマーケティング方法論と似ていますね。実際私は企画段階で同じモデルを使ってます。そんなニッチなもん軍オタか商社サラリマンや経済学者しか用はないと思われるかもしれませんが、ゲームの方法論としてはこれほど優秀なものはありません。
ゲーム製作者さんもそういうノウハウをもとにゲームを作っている(と思われる)ので本来ユーザーが使用して何が悪い!位のものです。みんなも活用しよう。
この詰めが弱いとイベントの骨が弱くなります。人から意見を却下されるのは初めはきついですがそのうち快感になってくるので繰り返し行いたいポイントです。
Ⅳ.戦闘前のバフ(告知や紹介)をかける
ボスに挑む前にはできるだけエンチャントやボスにデバフかけておかないと不安でしょうがない。っていうか敵の攻撃や防御とこちらのバフ魔法の属性が食い違っていたら大問題なので慎重に行うべきです。
何の話かって?イベントの告知です。
前も話しましたがwizonはヘビーゲーマーモデルのMMORPGです(最近はそうだとばかりは言えませんが……)なので告知はただすればいいというものではないかもしれません。
狙うのは「ハクスラMMOゲームのファッション好き層」
その明治大学ラグビー部の中の生け花が趣味な選手くらい狭い層を狙って告知するわけで実際非常に難しい作業でした。(明大ラグビー部の生け花が趣味な方いたらほんとご免なさい)
告知を間違ってポークル好きなエルフさんばっかり集まったり、ノームの桃源郷大集会だと思ってきてしまうモヒカンさんであふれかえったりしないように、告知は細心の注意を払います。もちろんドワーフオンリーイベントもカリームサンくらいの偉人にしか扱えないのでうちの管轄ではありません。
今回は80%以上、wizon外部のティザーサイトで行いました。あまり長い間ゲーム内で繰り返されるイベントの告知は迷惑になる可能性もあったから。それに普段私あまりログインしないしね。
サイトはティーザーの名に恥じない段階的な情報開示システムを実装(サイト製作者の手打ち)していました。実に素晴らしいサイトでクオリティも半端ない出来だったのですが、これはサイト制作者さんを狭い一室に押し込めてえんえん20日ほど働かせるブラック企業も裸足で逃げ出す労働環境だった気がします。
すまなかった……そしてほんとうにありがとう。
ほかにも部門告知のイラストを全部同じ絵描きさんに提供していただいたり皆さんに加工をほとんどしていだくなど当日までの告知部門で腕をふるっていただいたプロ顔負け(というかダミ知ってるぞ君らはプロだな)方々の努力なしにはおおよそ開催は不可能でした。
本当に感謝しています。
長くなりましたので続きは後編に載せますわ。
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あるときは宝箱の中から爆弾を出すシーフ、またあるときは攻撃の届かないファイター。
ただ皆様の平和と健康と幸福を祈るだけの存在
E-mail:
wizardry_online31jp@yahoo.co.jp
#wizardry_online
プレイヤーで作る『ファッション重視』のイベントについての質問です。
審査員などによるコーデを採点する方式のイベントと、採点を行わないショー的要素が強いイベントどっちを見てみたい?参加してみたい?
— (堕ω美) (@superstreetwiz) 2015, 12月 7