メンバーへのフィードバック

パーティを組むとどうしても、重要になってくるのがコミュニケーションだと思います。

オンラインゲームは実際の人間と一緒にプレイするので、仲間とのリアルタイムのコミュニケーションが最大の魅力ですよね。

オンゲーはむしろ、コミュニケーションツールに、ゲームを乗っけたものといったほうがいいかもしれません。

そして、時に重要になるのが、仲間のプレイに対するフィードバックではないでしょうか。今回はPTプレイ中のフィードバックをテーマに取り上げてみたいとおもいます。

*この記事は、誰に対しても強制、啓蒙する目的で書いたものではありません。またいわゆる正解でもありません。筆者の個人的な見解として、受け止めていただけたら幸いです*

PTプレイ中のフィードバックとは「こうしたほうがいい」「今の動きは○○だ」という仲間のプレイに対するアドバイスのことです。

wizonがゲームである以上、そしてゲームが勝利を目的とする以上、フィードバックは必要不可欠です。仲間と一緒に、死と灰と、そしてロストを乗り越えるゲームですから、協力し合っていくためにも、お互いを高めるためにも、フィードバックが必要な場面は多いと思います。

しかしフィードバックも種類があります。たとえば「おまえ。ここがダメ」「下手くそ」「どうしてこんな簡単なこともできないの？」などといういわゆるダメだし、ディスりのもフィードバックなのですが、仲のいい友人や仲間からですら頭ごなしにダメだしされると凹むのに、顔もわからない人に一方的にミスを責められるのはいい気持ちにならないことも多いですよね。

これをネガティブフィードバックといいます。相手が自分と同じレベルのプレイヤーか、もしくはとても仲のよい相手である場合はネガティブフィードバックは有効でしょう。

自分の親友に「この・・・大バカヤロー！」っていわれると、愛を感じますよね？あの気持ちです。ダミも毎日ユニオンの皆様からの愛を感じています。私をもっと叱ってください。また、熱血先生の拳骨や教育的指導もこの類かもしれません（多分違う）

しかし、親しくない相手に自分が自覚しているミスにたいして、NF（ネガティブフィードバック）を繰り返されると、口論や喧嘩になることもおおいということも、覚えておいてください。

誰だって、あなたにケチをつけられたくてミスしているわけではない。

と、いうことを思い出してみてください。


ゲームを始めた初心者がまずPTが嫌いになるひとつの理由がこのNFです。MAGやTHIが死にやすいのはこのゲームの仕様です。下手だからというより、死にやすいから、死ぬことが多いのです。また、たとえ下手だから死ぬ相手にたいしても、プレイヤースキルに対して注意やアドバイスするときは、NFの使い方にきをつけてみましょう。

ちなみに私は下手だから死ぬわけですので、もっと叱ってください。

誤解のないように書きますが。ネガティブフィードバックは重要です。仲間をさらにうまくするためにも、また一緒にうまくなっていくためにも、相手の気がつかないミスを教えてあげるのはとても重要なことです。

最後にすこし、難しい話になりますが、チーム内でのミスは個人の責任ではない。ということもおぼえておいてください。

誰かが死んだ場合それを個人のミスではなくて、チームの弱点とかんがえれば、みんなでカバーしようと思えるのではないでしょうか。それが本当のチームプレイです。「君は死にやすいから、私がたすける」「こういうふうにしたらどうだろう？いまよりもうまくいくんじゃないかな」「護衛してあげるからゆっくりいこう」となれば、そのパーティは普段の何倍もの力を発揮するでしょう。

ユニオンのメンバーとはそういった高度なチームプレイができるようになりたいですね。



今回は、ネガティブフィードバックの使い方、使う相手に気をつけようというお話でした。

しかしこういった場面は避けられないものですから、「下手だなあ」といわれたときにはまずは人格攻撃と思わずに、自分を高めてくれるやさしいアドバイスだと思うようにしましょう。そして、何度も何度も頼んでもいないのにディスってくるやさしい野良PTに入ったときは、そっと用事をおもいだして、PTを抜けましょう。

皆様のPTプレイがすこしでも円滑に問題なく回るようにコミュニケーションのひとつ「フィードバック」について書いてみました。何かの参考になれば幸いです。