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このブログは、wizon wizardryonline (ウィザードリィオンライン)のプレイ風景をつづったものです JP現アルバロア鯖で活動しているプレイヤーの個人日記です。
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復活したワードナーの詠唱に合わせて、彼の魔法陣が静かに発光しはじめた。

この地下深く、10層にも及ぶダンジョンの最深部の祭壇に描かれた大魔法陣が不気味な唸りを発していた。

拍手[4回]



魔法陣からは次々に異形の怪物があふれ出してきた。レッサーデーモン、グレーターデーモン、フレイムジャイアント、フロストジャイアント、ヴァンパイアキング・・・広大な祭儀の間を瞬く間に埋め尽くすほどの速度で次々と邪悪なモンスターが召喚されていった。

「だめだ・・・間に合わなかった・・・もう・・・おしまいだ」

リルガミン市が総力を結集して集めた攻略隊の隊長がそうつぶやいた。総勢1000名以上の攻略隊が半分になってまでこの祭儀の間にたどり着いたにもかかわらず、ワードナーの復活とその邪悪な魔法の発動を抑えることができなかった。

蜿蜒と魔法陣から生まれ出でる魔物の群れを目のに、選り抜きの戦士の一団が、一流の魔術師達が、歴戦の侍たちが、手練れの忍者たちが絶望していた。

自分たちが、この無慈悲な魔物の群れに殺されるのは今から起こる確実な未来なのだ。雲海のごとく押し寄せる魔物にひき潰される運命は変えようのないもののように思われた。

自分たちが皆殺しになった後は、リルガミン市が、そして王国全土が、邪悪な魔法使いとその眷属によって蹂躙されるだろう。

そのとき、6人の若者が前に進み出た。至って変哲のないただの冒険者、傷だらけの使い込まれた装備を手にした、どこにでもいそうな風貌のパーティのようだった。

それはあまりにも滑稽な光景だった。古代の大魔法使いとその一軍の前に進み出る、平凡な冒険者たち

「なんだ?義勇軍の冒険者たちか?」

隊長はこれから血祭りにあげられるであろう哀れな6人をとめもしなかった。一見して彼我の実力差も推し量れない無能な若者たちに見えたからだ。

しかし、彼ら6人がおもむろに戦型を取ったとき、もっとも戦慄したのは眼前に迫りくる魔物たちだった。

最前列で大盾を構えた戦士の構えには突破する隙はなく、

肩を並べてスピアを構え、チャージの姿勢を取った戦士には万夫不当の威圧感があった。

双剣を抜いたハーフリングからは高位の魔族すら怖気づかせる殺気がほとばしり、

長い詠唱に入った魔術師は、驚天動地の大魔法を放つ用意ができていた。

付与魔法を何重にもかけ、パーティの能力を引き上げる僧侶のかたわらで、

盗賊は静かに敵陣の弱点を見抜いていた。

「なんだ・・・・貴様らはいったい何者なのだ」

ワードナーすらそう漏らさずにはいられない、底知れぬ戦力がその6人から感じ取られた。ばかな、ただの冒険者6人ごときに・・・

彼ら6人は万屋のオヤジに騙されて初めてのダンジョンでスライムと戦った時も

暗殺団の襲撃を防いだ時も

魔法使いの根城で召喚されたレッサーデーモンを倒した時も

王家の秘法をとりもどすために、伝説の狂王と戦って勝利した時も

いつも、この戦型だった。かわらない、彼らのたった一つの必殺の構えだった。

圧倒的な敵に対峙しているにもかかわらず、彼らからはほとばしるような闘志が感じられた。

それもそのはずだ、彼らはわくわくしているのだ。強大な敵に!この使命(クエスト)に!

名誉もなく、地位もない、このなんら変哲のない冒険者達の望みはいつだって同じだった。

すなわち、冒険だ。とびっきりの、胸のすくような、ピンチと危険に彩られた大冒険!!

・・・・・あとはいつものくたびれた宿屋に帰って飲む苦いエールのことしか考えていない。

幾度もの死線が、冒険が、幾万もの経験が、彼らを休日冒険者のままの風貌で、最強の戦士達へと変えていった。

もはや圧倒されているのは魔物たちの群れだった。6人の冒険者の発する烈白の気迫に、おじけづき、おののき、唸り声を上げるのみで後じさりする者までいる。

攻略隊がにわかに活気づいた。もしかしたら勝てるかもしれない。

この6人とともに戦えれば、勝てるかもしれない。戦士は隊列を組み直し、魔法使い達は一斉に詠唱に入った。いまや間違いなく彼らは希望だった。彼らに託すしかなかった。

しかし、そんな背後の攻略隊の思いを知ってか知らずか、6人の冒険者たちはいつものように戦いの火ぶたを切った。

盗賊が敵陣の崩れた個所に射撃を加え、槍を持った戦士が怒涛の勢いで突撃した。

大盾で魔物の爪を、牙を防ぐ戦士に守られながら、魔法使いが魔物どもを一斉に原子に分解する古代魔法を唱えた。

双剣で縦横無尽に戦列を切り裂くハーフリングの傍らで、仲間の傷を僧侶が一瞬でいやした。

いつもの6人はいつものようにたたかった。山のような魔物の死体を築き、巨大な槍で突き進むように一直線にワードナーのもとにせまっていた。

「こんなばかな・・・貴様ら、一体何者だ!!」

自らが知っているもっとも強力な魔法すら防ぎ切り、迫りくる彼らに恐怖したワードナーは再びそう叫ばずにはいられなかった。

「しらないの・・・?」

魔法の力で加速した槍で何十体目かのグレーターデーモンを突き伏せて、先頭にいた戦士が答えた。

「私たちは冒険者よ」







いきなりぶっとんだ小説風な書き出しでした。

すいませんw

いま、WIZONのフレンドの数人といっしょに、インターネットを通じててTRPGをやっております。

そのなも「Wizardry RPG」(笑)

TRPGもwizかよ!!??って思われたことでしょうが。。。これがおもしろいのです^^

なんたって忍者と侍が初めから実装されてるしねw

準備や、時間を取るのがむずかしいTRPGですが、想像力を駆使して進めるゲームの快感は間違いなく、電源付きオンラインゲーム以上だとおもうのです

プレイヤーに恵まれまして、現在6人のプレイヤーさんが参加されています。

もしこのブログを見ていらっしゃる方で私も自由に冒険したーいっていう方はお声をかけてください。

スキル調整にいらいらすることも、ドロップにむかむかすることもなく、心ゆくまで想像力を駆り立ててロールプレイングしましょう!!

*追伸:実際のTRPGのwizのほうはまだ初めのダンジョンすらとうたつしていませんwwでもそのうち、上記のような壮大なサーガになる・・・かな?(笑)なったら・・・いいなあ^^

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その逆の立場ならw
考えるまでも無く、
イワハラザドリィーのWizなら
ワードナーに狩られるだけの冒険者になるw
我らはラスボス並に強いMOBに狩られる立場の
主人公
超怒級変態風水師 2012/06/08(Fri)21:47:46 編集
ちょw
ドヘンタイ風水師さんティース^^

・・ちゃんと日本語話せるじゃないですか。

「うんほおおおお」しかゲーム内で発言を聞いてなかったのでうれしく思います
^^カキコありがとう~~

イワハラwizでMOBに狩られるイライラと、クソスキルで身動き取れないむかむかをダミwizで解消しておりますw

いつでもwizonのなかではバブリースライム並みの強さのわれらですねw
ダミ 2012/06/09(Sat)14:57:04 編集
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