道化師について

(｡´ﾟДﾟ)ゞｳﾞｧｰｰｰ

細菌またぼちぼちログインできたらいいなという感じでwizonと付き合っております。

今日TRで初めてお話した方に「だみぶろの人ですよね！？」と聞かれて

①だみぶろの人ではあるが、ブログほぼ放置してて自信を持って「ハイ」と答えられない。
②だみぶろの人だから、ダミなんだけど、そういう関係が相手に伝わっていないほど、ブログ書いてなかったことに思い至る。

の上記二点の理由で「ハイ！」と即答しずらかったです・・・

ところで一月末に実装された新職業「道化師」に転職してみました。

およそ二年半ぶりの転職です。wizonで一応毎月バッジス買ってプレイしておきながら、二年半も転職していないっていろんな意味でヤバいプレイヤーだったのかもしれません

今日はこの道化師を触った感想などを書いてみたいと思います。

＊おまけ＊艦これでかわいいドワーフ娘を引きました（嘘）

「スキルツリーから見る道化師のコンセプト」


先ずは道化師（CLOWN）のスキルツリーを見てみましょう。



道化師のスキルツリー名は「セブライト」鶏の種類で同名のものがあるのでおそらくそのことだと思います。


☝実際のseblight。英国でサー・J・セブライトが開発した観賞用の美しい鶏。

もしかしたらほかの意味があるのかもしれませんが、とりあえずこういう珍妙で華やかなイメージでスキルツリーの名前にしたのかもしれません。

道化師のスキルツリーは「セブライト」一本しかなく、スキルツリーのどの流れを強化するかという創り方で個性を出す仕様になっています。

大まかに分けて道化師のスキルツリーは

・左側のダンスや応援にかかわる枝
・右側のルーレットスキルにかかわる枝
・真ん中の雑多な単発スキルの枝

で構成されています。

ダンスや応援は純粋にパーティメンバーの補助・強化の為の枝で、ルーレットはランダムな補助効果、そして移動停止やOD回復などの単発補助スキルを使いながら戦う、どう見ても

デバフ&バッファー専門職ということらしいです。

いままでかなりソリッドな職業が多かったwizonでPRIに続く完全補助職ということでしょうか。まだ育て始めて間もないこともありますが、育てばPTの潜在能力を引き出してくれる強力なお助けマンになることでしょう。





「ステータス、装備品から見る道化師」

これも非常にユニークです。どういう理由かわかりませんが他の職業の装備品が数多く装備できたりします。しかしたまに装備できないものがあって、強いマスター装備に至ってはてんで装備ができなかったりします。今のところCLO専用装備のようなものはありません。

まさに器用貧乏を地で行ったような装備能力ですね。

特性値からみると、LUKが極めて高いのですが、他の特性値はどれもあまりふるいません。このせいで戦士の装備ができても、重量がオーバーになったり、魔術師の杖が装備できても、INTが低くて魔法の効果が期待できなかったりします。

どうも弱くはないのですが・・・決して自分自身では最強になれない特性値と装備ということらしいです。

同じデバッファーでもソリッドなバフで固めればLやF並みに難くなれる僧侶とはタイプの違う補助職、自身の強さに非常にムラを感じるというのが道化師の印象です。



「設定から見る道化師」

とまあ、上記のように道化師を見てきましたが、それでは設定上のwizardryonline世界の道化師とはどのような職業なのでしょうか？現在公開されている道化師の特設サイトに説明が乗っています。

それによりますと（引用）～元々は辺境の村から村を渡り歩くサーカス一座や旅芸人一座に所属し～中略～彼ら道化師は自らのユーモアさを活用して戦う。命のやりとりをする戦いの場において、遊んでいるとしか思えない技の数々は、知能の低いモンスターであっても翻弄されることだろう～
 
ということらしいです。つまり彼らは「ジプシー」や「吟遊詩人」に近い職業であり、その歌と踊りを以て笑わせつつ、戦闘に貢献する職業であると。

掲示板などを見ると道化師という職業が「ふざけている」「世界観とミスマッチ」などの意見もあるようですが、わたしはそうは思いません。

wizon世界の道化師はいわゆるトリックスターということなのです。

戦士とは強靭な精神と確固たる意志を持つ存在です。魔術師とは緻密な計画性と莫大なパワーを持つ存在です。しかしトリックスターとは悪のようでいて、行動は善。あるいは善の存在であるにもかかわらず、その振る舞いは悪。常に矛盾に満ちていて、混沌としているが愚かに見えてその本性は賢者なのです。

つまり、愚者・トランプで言えばジョーカーということなのです。

 

港にいる仮面の貴族アラハウェイさんの多少むかつく占いにもよく出てきますが、愚者とは純粋であるがゆえに、どんな識者も到達しえない「 AEGNOIR（無知）」を体現するものです。

彼はがけっぷちに向かって進んでいながら空を見上げて、とくに恐れた様子もありません。その自分の足元さえ見えていない愚かな姿は、そばにいる野良犬にも馬鹿にされる様子。

ですが彼は高価そうな服を身につけ、なんと魔術師の持つ杖を持っています。杖は旅の象徴。道化師とはあらゆる状況を渡りあるくパワフルな若者なのです。

崖に向かって突進しているように見えますが、見方を変えれば彼は「崖っぷちを歩いている（on　the　edge）」ともいえます。つまり彼はそもそも切り立った崖の上を器用に渡り歩く人物なのです。

杖でバランスを保ちながら、崖の上を渡り歩いているのに彼に悲壮さは感じられません。そして振る舞いは踊るように優雅、そんな彼の頭にはさんさんと太陽がまぶしい光線を浴びせ、まるで王冠をかぶっているかのようです。

かれは無我の表情で目もつむり、楽天的なようでいて思索にふける隠者のような知性をも感じさせます。

さて、迷宮の中でのモンスターとの戦いという切り立った崖の上を渡り歩くのに必要なことはなんでしょうか？もちろん圧倒的な運です。

wizonの道化師という職業は、ユーモア、笑いという強力な魔法のパワーを駆使して戦場を踊りまわり、紙一重で危機を乗り越え、戦況を常に塗り替え続けるムードメイカーでしょう。

 
☝「jojoの奇妙な冒険。ザ・フール（愚者）の暗示を持つスタンド使い、犬のイギー」

つらい戦いだからこそ、ユーモアが必要です。アメリカの海兵隊がなぜあんな軽口とジョークのオンパレードなのか。いつ死ぬともわからぬ海の戦士ヴァイキングはなぜしょっちゅう酒を飲んで大笑いするのか？人間の極限の振る舞いを支えるパワーは実に希望とユーモアだけだからなのです。

「汝、死を恐れること勿れ。」「メメント・モリ」と言われるこの言葉は実は人生の悲壮さ、残酷さを認識せよとばかりの戒めではありません。

古代ローマで「メメント・モリ」と言われた時には、今日は戦に勝ったが明日死ぬともしれぬ将軍をその使用人（道化師）が囃し立てるところに起源があったといわれています。

足下に崖があることに気付かぬものには警告を、空にさんさんと照る太陽の温かさがあることに気が付かぬものには今を生きる楽しさをそれぞれ伝えることこそが

「メメント・モリ（汝、死を忘れること勿れ）」＝「今を笑って生きよ、明日死ぬとも！」という本当の意味なのです。

未知のスキル「笑い」を駆使してパーティを助けるCLOWN。特性値上ではドロップとEXPを！バフではみんなを盛り上げ、見た目にも笑いとハッピーをふりまく道化師に今後大きくきたいしておりますっ





「人間だけが、笑う動物である。（アリストテレス）」